こんにちは、TRAVELERS SHOWです。
LCC(格安航空会社)の登場から月日は経ち、今や多くの方が利用するようになりました。
私自身も先日、九州一周の旅行に出掛けたのですが、その際もLCCのスカイマークさんにお世話になりました。
そんなLCCですが、本日「ZIP AIR」が新たに就航を果たしました。
今回は、そんな新しいLCC「ZIP AIR」をご紹介していきたいと思います。
「ZIP AIR」とは一体どんな会社?
ZIP AIRとは、日本航空が国際線中長距離格安航空会社の設立を目指し、2018年5月14日に発表された会社です。
運航乗務員の募集は半年後に開始され、正式なブランド名・社名は翌年の3月に発表となりました。
その翌月には機体デザインと制服が発表されることとなりました。
ブランド名に込められた想いとして、以下のことを挙げられています。
- 矢などがビュッと素早く飛ぶ様子を表す英語の擬態語“ZIP”で、フライトの「体感時間が短いエアライン」ということを表現している
- 郵便番号=“ZIP CODE”から「いろいろな場所に行ける」ということを表現している
- デジタルファイルフォーマット“.zip”のイメージを盛り込んで、エアラインとして「至る所に日本人らしい創意工夫をつめて、計算し尽くされた移動体験を目指す」 という想いを表現している。
ブランド名やロゴデザインなどについて、公式のnoteで詳しく語られていますので、詳しく知りたい方は、以下のページからご覧になれますので、是非読んでみてください。
ZIPAIRらしさを突き詰めたロゴ、カラー。デザインを通じて伝えたい想いとは?
コロナの影響による就航の遅れ
JALグループのLCCとして新しく誕生した「ZIP AIR」、当初の予定では、2020年夏に、アジア・ヨーロッパ・アメリカ方面への就航を目指し、2020年5月14日よりバンコク(スワンナプーム)線に就航、2020年7月1日より、成田ーソウル (仁川)間就航予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、その計画から大きく延期される事態となってしまいました。
しかしその後、6月3日より、貨物専用便としてバンコク(スワンナプーム)線に就航し、バンコク線と同様に9月12日より貨物専用便として成田ーソウル (仁川)間で就航することになりました。
そして、韓国側の防疫体制の準備が整ったことから、2020年10月16日に週2往復で初の旅客便の運航開始を果たしました。
https://twitter.com/ZIPAIRTokyo/status/1317050412667527170
しかし、旅客便初便となる10月16日のZG51便の乗客は、なんと2人だったそうです。
他のLCCとはどこが違うの?
ZIPAIRは、大きく2つの点で従来のLCCと異なります。
まず一つに、短距離(4時間圏内)ではなく、もっと長い中長距離を前提にしていることがあります。太平洋を渡る世界初のLCCを掲げています。国内LCCでは初の、長距離をフライトできる中型機のボーイング787-8型機を導入していますので、近い将来にはアメリカ・ハワイなどへの就航も可能になるのではないかと思います。
もう一つの大きな特徴が、サービスのクオリティの部分で、フルサービスキャリアとLCCの枠に縛られることなく、ベストなサービスを選べるようになっています。
シートはLCCとは思えない広さが確保されており、180度にリクライニングできるフルフラットシート“ZIP Full-Flat(ジップ フルフラット)”と、フルサービスキャリアのエコノミークラスと比べてみても遜色ないサイズ感の“Standard(スタンダード)”の2種類が用意されています。
また、シートモニターが撤廃され、代わりにスマートフォンなどデジタルデバイスとの兼ね合いを重視している点も特徴として挙げられ、例えば利用者自身の端末で、さまざまな映像作品を見られたり、機内のWi-Fiも無料で使用可能です。
食事や機内販売品の注文についても、利用者の端末からオーダーする「セルフオーダーシステム」を採用しております。これは便利ですね。
これらのようにデジタルデバイスを多く使う環境なので、席での充電ももちろん可能となっています。まさにこれから先の時代のニーズに合わせたサービスが提供されていますね。
これからが期待できるLCCの誕生ですね
いかがでしたでしょうか。
太平洋を渡る世界初のLCCを掲げるZIP AIR。JALグループだからこそできる新しい試みですね。
機内のサービスも現代のニーズに合わされており、今までのLCCよりも快適な旅を楽しめるのではないかと期待してしまいますね。
新型コロナウイルスが落ち着き、また海外へ自由に旅行に行けるようになった際には、重要なポジションのLCCになるのではないでしょうか。
そんな来たる日を夢見て、今は国内旅行で旅を楽しみましょう。
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