観光庁、Go To トラベル「予約の付け替え」事業者に指導

こんにちは、TRAVELERS SHOWです。

新型コロナウイルス感染者数の増加によって、Go To トラベルが一時停止となっておりますが、それに関連して「予約の付け替え」を行った宿泊施設に対して、観光庁が指導を行ったことを明らかにしました。

今回はこちらについてお伝えします。

「予約の付け替え」とは?

Go To トラベル事務局は12月18日に、Go To トラベルキャンペーンの一時停止の際に、「予約の付け替え」を行った宿泊施設に対し、観光庁が指導を行ったことを明らかにしました。

「予約の付け替え」とは、Go To トラベル事業の一時停止に伴う、事業者による予約の付け替え(予約者に対して対象期間の既存予約のキャンセルを促した上で、同一予約客に対して対象期間に特別価格で商品を販売する行為)のことを指します。

これは、Go To トラベルの一時停止の理由が、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、早期に感染拡大を落ち着けるための予防的措置であることなのに対し、趣旨に反してキャンセル料に見合う額が国費によって負担される観点から、著しく不適切な行為であり、今回予約の付け替えを行ったことが判明した参加事業者に対し、観光庁より指導が行われました。

「予約の付け替え」が発覚した場合

今後、予約の付け替えやこれと類似して著しく不適切な行為を行ったことが認められた場合には、事務局から当該参加事業者へのキャンセル料対応の支払いの対象外とするとともに、Go To トラベル事業者の参加登録を取り消す可能性があるとしています。

また、キャンセル料対応に当たっての参加事業者から事務局への申請方法や申請時期等の詳細については、事務局ホームページ等において改めて公表されます。このような不適切な行為を行っていないかを確認する観点から、別途書類の提出を求める場合があります。

また、申請内容に虚偽がある場合や不実・不適切な方法により申請をした場合には、キャンセル料対応支払いの対象外とし、事業者の参加登録の取消を行うとともに、事業者名の公表、不正受給分の返還請求及び刑事告訴・告発を行う場合があります。

事業者の方は、公正に対応しましょう。

いかがでしたでしょうか。

今回の一時停止は感染拡大防止のための決断であり、その趣旨に反する行動はNGです。

事業者名の公表や、不正受給分の返還請求及び刑事告訴・告発などもあるようですので、くれぐれも「予約の付け替え」はやめましょう。

詳しくはGo To トラベル事務局ホームページでご確認ください。

▶︎Go To トラベル事務局リリース
https://biz.goto.jata-net.or.jp/info/2020121801.html

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