※感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)により亡くなられた方々に謹んでお悔みを申し上げます。また、罹患された方々、困難な状況におられる皆さまの早期回復を心よりお祈り申し上げます。旅行がまた自由にできる日々を願い、いつかこのブログをご利用頂けるよう、執筆し続けます。
みなさまこんにちは、TRAVELERS SHOWです。
旅の醍醐味は知らない土地に行ったりすることですが、外出が出来ないときでも旅を楽しむことができます。そう、ゲーム内の旅です。最近ではオープンワールドのゲームが増え、ゲーム内を旅する方も少なくありませんよね。
そういったゲームも私は好きなのですが、昔から日本人に愛される旅ゲーの代表的なシリーズがありますよね。そう、『桃太郎電鉄』シリーズです。
今回はそんな桃太郎電鉄シリーズについてご紹介していきます。
桃太郎電鉄とは?
『桃太郎電鉄シリーズ』は、鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲーム形式のコンピュータゲーム・テレビゲームシリーズです。
プレイヤー自身が鉄道会社の社長となり、日本全国を回って物件を買い集め、最初に決めた年数が終わった時に、一番資産を持っている人が勝ち、というシンプルなゲームになります。
シンプルだからこそ奥が深く、さらにゲーム中に使える多様なカードがこのゲームを面白くさせます。
なぜ桃太郎電鉄シリーズにハマってしまうのか
まず桃鉄の醍醐味は日本全国を回って物件を買うことにあります。物件は全国のご当地のものになっていることが多いので、今まで知らなかったご当地の名産を知ることができます。地理的位置も覚えることができるので、このゲームで地域の名産や地方の位置を知った方も多いかと思います。
そしてこのゲームの肝となるのが、シリーズ定番のキャラクターとなった「貧乏神」が引き起こす悪行の数々です。修復不可能になるほどの悪行を繰り返されると、ゲームをやる気すら無くなってしまいます。友人同士でやるとムカついてしまうので、桃鉄はしばしば『友情崩壊ゲーム』と呼ばれていますw
更にゲーム内で使用出来る様々なカードによって、状況が一変したりするのも、このゲームの醍醐味になります。
ゲームバランスの基本は、おおよそ実力7割・運3割を想定されており、実力の高い相手に対しても、ラッキーが転がり込んだときにチャンスを活かし切ることで勝てる可能性を持たせています。その根底として参考にしているのは、麻雀であると言われております。
シリーズが一旦終了と宣言される
第1作目以降、1年から数年毎にさまざまなハードで新作が発売されてきたシリーズであったが、2012年2月1日配信の携帯アプリ『桃太郎電鉄TOKAI』をもって新作の開発が終了となり、23年余りの長寿シリーズに幕を下ろすこととなりました。この際、監督のさくまさんは、ハドソンを吸収合併したKDE-Jに在籍する社員との間に発生したトラブルにより、新作を作るつもりがないとコメントしています。
その後、2012年7月26日にタカラトミーアーツからボードゲームという形で『桃太郎電鉄ボードゲーム『大どんでん返しの巻』』がさくまさん監修のもと制作され、発売されましたが、ゲームでの発売は一旦終了する形となりました。
シリーズ再開『東北復興篇』
正式にシリーズの終了が一旦宣言された後、ハドソンから事業を継承するかたちとなったコナミ側は、さくまさんと話し合いを続けているとしてシリーズ継続の意向を示しました。
さくまさんからは、以前に構想していると語っていた『東北復興編』 がすでに完成していることが明らかにされました。
その後、家庭用ゲーム機向けの桃太郎電鉄シリーズとしては『桃太郎電鉄WORLD』以来6年ぶりの新作となる、ニンテンドー3DS用ソフト『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』が任天堂から2016年12月22日に発売されました。
本作では東日本大震災や2016年の熊本地震など、実際に起きた自然災害からの復興がテーマの一つに設定されています。
令和時代も『桃太郎電鉄』
2019年9月5日に映像配信された「Nintendo Direct」内で、Nintendo Switch用ソフト『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が2020年に発売予定であることが発表されました。
キャラクターデザインは土居さんが競合他社作品を手がけたことや、今後10年、20年とシリーズを続けていきたいことなどから、竹浪秀行さんに変更されました。
過去作品を楽しみながら、新作を待ちましょう!