アメリカ旅行では避けられない?『チップ』の文化について知ろう

※感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)により亡くなられた方々に謹んでお悔みを申し上げます。また、罹患された方々、困難な状況におられる皆さまの早期回復を心よりお祈り申し上げます。旅行がまた自由にできる日々を願い、いつかこのブログをご利用頂けるよう、執筆し続けます。



こんにちは、TRAVELERS SHOWです。

今回は、海外旅行に行った方の中では経験がある方もいると思いますが、日本では馴染の無い文化「チップ」についてご紹介していければと思います。

チップ文化を理解しておらず、知らず知らずのうちにマナー違反をしていた、そんなことがないように、海外渡航前には、その国の文化にチップがあるかないか、事前に調べておきましょう。

チップ文化がある国はたくさんありますので、今回はアメリカでのチップ文化に絞って取り上げたいと思います。

アメリカへ行かれる予定のある方、ぜひ参考にしてみてくださいね!

アメリカでのチップ

clear glass jar
チップは規定料金とは別に、サービスを受けたことに対して心づけとして相手に渡す現金を指します。
チップを受け取る職業の方は、あらかじめチップを貰うことを前提として、給料を低く設定されていますので、チップの額は大切な収入源となります。

日本ではサービスを受けた際に支払わないので、なんで?となってしまうかもしれませんが、これはあらかじめサービス料が含まれているので、間接的にチップを払っている形となりますね。

英語でチップはどう書かれている?

US dollar banknote in jar

一般的に、日本ではサービス料を支払うことをチップを払うと言うことが多いですが、アメリカではGRATUITY(グラチュイティー)と表記されることの方が多いです。

メニュー表などに「GRATUITY NOT INCLUDED」の表記がある場合は、サービス料が別途必要だということになりますので、忘れずにチップを支払うようにしましょう。

チップを支払う場面と金額感

100 us dollar bill

日本人にはなじみの少ない文化ですので、どんな場面で支払えばよいか分からなかったりしますよね。

特に旅行をする際に利用しそうなサービスをご紹介していきたいと思います。

タクシー

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まずはタクシーについてご紹介していきます。

タクシーでは利用料金の15~20%程度を目安に、お会計と一緒に支払いすれば大丈夫です。

荷物を運んでもらう場合は、プラスして1つの荷物につき1ドルと考えて、端数が出るようなら少し多めにキリの良い数字で支払うと良いでしょう。

レストラン

brown wooden dining set inside room

レストランでもチップは必要となります。シーンやお店によって相場が異なりますので、注意しましょう。

朝食やランチは、税金を除く会計金額の15%程度、ディナーであれば少し多めの20%程度、高級なレストランではさらに高く、25%程度の料金をお会計の時に支払うとされています。

冒頭でもご説明したように、チップは心づけの意味がありますので、満足した場合は多めに支払ってあげ、満足できなかった場合は、最低でも10%は置くようにしましょう。

▶︎現金で支払う場合
focus photography of person counting dollar banknotes

チップまで含めて支払う場合は、現金が見えるように伝票に挟んで、そのまま出て行ってしまっても大丈夫です。

お釣りが欲しい場合は、伝票と現金を一緒にお店の人に渡し、お釣りを持ってきてもらった際にチップを支払いましょう。

▶︎クレジットカードで支払う場合

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カードで支払う場合は、カードを見えるように伝票に挟んで渡しましょう。

店員さんが清算書を持って来てくれますので、支払う金額をチップの欄に記載すると、利用料金にチップの料金が足されたものとして会計することができます。

空欄にしてしまうと、お店の人が勝手に書いて請求が来る可能性がありますので、記入を忘れずにしてくださいね。

エステや美容院

woman lying with prone position

女性だと海外旅行でエステなどを利用する機会が多いですよね。

エステや美容院であれば、利用料金の15%~20%程度をお会計の際に支払いましょう。

ホテル

white 2-piece sofa and brown wooden coffee table

ホテルでは様々な従業員の方がいらっしゃいますので、チップを払う場面も増えてきます。

まず、部屋まで荷物を運んでくれた人に対しては、荷物1つにつき1~2ドル程度渡しましょう。一通りの部屋の説明をしてもらったタイミングで渡すと良いでしょう。

ハウスキーパーの方には、1人につき1日1ドル程度を目安に支払いましょう。チップを置いておく場所はベットの上など、見やすいところに置いてあげましょう。チップ意外の現金をベット周りに置いてしまうと、チップと勘違いされ持っていかれてしまう可能性もありますので、注意しましょう。

ルームサービスをした際にでサービス料が含まれていない場合は、利用料金の15%程度支払いましょう。

その他、細々したことを頼んだ際も、数ドル程度のチップを心づけとして渡してあげましょう。

 チップを渡す時のルール

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チップはコインではなくお札で渡すのが望ましいとされています。

アメリカではチップを支払う場面は多いので、1ドル札はある程度準備しておいたほうが良いです。

サービスや料理の味が悪く払いたくない!と思う気持ちはわかりますが、払わないのはマナー違反ですので、払うようにしましょうね。

チップが不要な場面

photo of man and woman mixing beverages

団体ツアーで旅行に出かけた場合は、利用料金の中にあらかじめチップが含まれている場合がありますので、旅行会社に確認してみましょう。余計なチップを支払わなくて済みますので。

また、店舗によっては「GRATUITY INCLUDED(サービス料金込み)」という表示がある店もあり、その場合は支払う必要はありません。

観光地で食事をする際には、この辺も注意してみるようにしましょう。

チップはきちんと支払いましょう

いかがでしたでしょうか?

チップは働く人々の大切な収入源です。分からない場合は聞くなどして、マナー違反がないようにしたいですね。

今回は日本人に馴染みの少ないチップ文化を紹介していきました。気持ちよく旅行をする上でも、しっかりと覚えておきたいマナーですね。

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