JALグループ「Ladies and Gentlemen」を廃止

こんにちは、TRAVELERS SHOWです。

依然としてコロナの影響により、観光業は厳しい状況が続いておりますが、それでもGo toキャンペーンの影響などもあり、徐々にではありますが、観光業が回復傾向にあるのではないでしょうか。

そんなん中、JALの英語機内アナウンスの変更に関するニュースがありましたので、ご紹介していきたいと思います。

空港や機内でのアナウンスで「レディース・アンド・ジェントルメン」のフレーズを来廃止

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JALグループは、機内や空港の英語アナウンスで性別を前提に使われていた「レディース・アンド・ジェントルメン」のフレーズを10月1日から取りやめることを発表しました。

性的マイノリティーへの配慮や理解促進が目的で、今後はより中立的な「Attention please All passengers(アテンション・プリーズ、オール・パッセンジャーズ)」や「Good morning everyone(グッド・モーニング・エブリワン)」などに置き換えるということです。

JALグループの日本トランスオーシャン航空(JTA)のアナウンスも同様に変更となります。

海外の企業においても、「everyone」や「passengers」などを使用しているケースが多いのが現状です。

先立って、客室乗務員の女性制服にパンツスタイルの導入もしていた

客室乗務員の女性 制服に初めてパンツ導入
Image:NHK

JALはアナウンス変更よりも前になる、今年の4月には、7年ぶりに客室乗務員やパイロット、整備士などの制服のデザインを一新しました。

設立以来、客室乗務員の女性はワンピースかスカートが制服となっていましたが、東京オリンピック・パラリンピックに合わせ、乗客一人一人に寄り添い、多様な働き方を実現するためとして、初めてパンツを導入しました。

JALでは、社員の配偶者や家族に適用する諸制度を、会社の定める同性パートナー登録を行った社員、そのパートナーと家族にも同様に適用しているほか、社内研修を行うなどの取り組みを行っており、LGBTQ関連のイベントやセミナーへ参加や協賛・出展を行っています。

work with Prideの「PRIDE指標」では、4年連続で最上位の「ゴールド」を受賞しています。

このように、JALは性別や年齢、国籍、人種、障がいの有無など、多様な人材が活躍するダイバーシティ(多様性)経営を進めており、今回のアナウンスの変更や、制服の刷新もその一環となります。

これからは多様性を認める社会へ

people gathering on a concert

いかがでしたでしょうか。

世界全体でジェンダーの多様化が広がっており、日本社会も徐々にではありますが、マイノリティーに寛容な社会へと改善が進みつつあります。

JALのような日本の大企業がこのような活動に重きをおくことで、これから日本の社会も変わっていきそうですね。

みなさまも日頃の生活で、意識していただければと思います。

それではまた次回!

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