こんにちは、TRAVELERS SHOWです。
新型コロナウイルスの拡大により、食事を出前で注文する方が増え、Uber EATSの需要が拡大しましたね。
ただ、元々Uberは、自動車配車サイトおよび配車アプリ(Uber X)が始まりの会社です。
しかし日本ではUber EATSのイメージが強く、配車サービスのイメージは薄いと思います。
これには日本独自の様々な理由が関与しています。
ということで、今回は、最近東京でもサービスを開始した、Uber Taxiについてご紹介していきます。
Uber社とは?
Uberは2009年3月に設立された会社で、一般的なタクシーの配車に加え、一般人が自分の空き時間と自家用車を使って他人を運ぶ仕組み(Uber X)を構築しています。
日本にいると、タクシーで失敗する機会にあまり出くわしませんが、世界では、「領収書を発行しない」「メーターを倒さず、法外な料金を請求する」「わざと遠回りして料金を請求する」といった問題が多く起こっていることから、これらの問題を避け、一般人が自家用車で「簡単な小遣い稼ぎ」ができる、双方にメリットがあるサービスとして誕生しました。
しかし、当然既存のタクシー業界からは反発があり、各国でこのビジネスモデルへ訴訟や営業禁止命令などが出されています。
日本においても、2013年9月に日本法人「Uber Japan株式会社」が第2種旅行業者として登録され、タクシーの配車サービスは開始されましたが、2015年2月にテストで開始した、一般人が自家用車で運送を行うサービスは中止するよう指導が入り、現在までサービスを中止している状態です。
なぜ自家用車での運送サービスはNG?
普通の自家用車をタクシーとして利用することを、通称「白タク」と言い、これは原則法律にて禁止されています。
白タクが違法である理由は、「道路運送法」という法律によって、タクシー事業は「一般乗用旅客自動車運送事業」とされており、この許可なくタクシー事業を行うと罰則が科せられます。
人を乗せて自動車を運転する仕事だからこそ、安全に運転する為の高い技術の担保が必要であり、また過当競争によるサービスの低下などを防ぐことができますので、現在まで白タクが違法だということには納得がいきます。
しかし近年、少子高齢化や過疎化など、地方によってはタクシーの配車が不十分な現状があり、白タクを緩和することで、これらの問題を解決できるのではないかという意見が挙がっているのも事実です。
今後、日本においても白タクが可能になる日が来るかもしれませんね。
日本においてのUber Taxi
先に述べたように、一般人が自家用車で運送を行うサービス(Uber X)は日本では違法になります。
なので現状日本では、タクシーを配車できるサービス「Uber Taxi」を利用することが可能となっています。
日本では2018年から福岡や大阪、京都、広島、愛知、仙台など国内12ヵ所で展開されてきました。
そして2020年7月3日、東京都内でサービスが開始され、今まで千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区全域と台東区の一部エリアであったが、本日11月9日に、新たに目黒区、品川区、世田谷区の一部(環七の内側)と、豊洲・お台場エリアが追加になったことが発表されました。これによって利用可能エリアは約2倍に広がりました。
運行料金は、タクシー会社が自社で運営している配車アプリと基本的には変わらないが、ドライバーの評価機能があることと、配車してもらう車両が選べる点が他の配車アプリと異なります。
また、配車の際にかかる料金が無料、そして割増料金の設定がないことも大きな特徴と言えます。
Uber Taxi の利用方法
ここからは、簡単にですが、Uber taxi の利用方法をご紹介していきます。
- 配車を依頼
アプリを開き、”[行き先は?]” 欄に目的地を入力します。乗車場所と行き先が正しく入力されたことを確認し、画面下の [Uber Taxi] を選択して、[Uber Taxi を確認] をタップします。マッチングが完了すると、ドライバーの写真と車両の詳細が表示され、地図上でドライバーの到着状況を確認できます。 - 乗車
車が到着したら乗車してください。ドライバーは行き先と最短時間で到着できるルートを把握していますが、いつでも特定のルートをリクエストすることができます。友人や家族に現在の位置情報や乗車状況を知らせることもできます。操作はすべてアプリ内で行うことができます。友人同士やグループでの乗車では、料金を割り勘にすることもできます。使い方は簡単で、ストレスなく利用できます。 - 降車
Uber Taxi の乗車料金は登録の支払い方法により自動で清算され、到着後すぐに降車できます。
東京で初めてUber Taxi を利用する方は、今限定で初回と2回目の乗車が最大2,000円割引、その後2回のご乗車が半額になるキャンペーンが行われていますので、是非利用してみてください。
プロモコード: TAXI22
上記のプロモコードを入力し、以下の特典を入手することで割引対象となるようです。
初回と2回目の乗車(ウーバータクシー限定)は乗車最大2,000円割引、その後2回の乗車が半額となります。(各回最大1,000円まで、初回乗車から30日以内有効)初回乗車は12月31日23:59まで有効です。
感染症対策の観点からもタクシーを積極的に利用しよう
いかがでしたでしょうか。
タクシー会社の配車アプリが数多くある中、今後Uber taxi がどこまでサービスを拡大するか、気になりますよね。
感染症予防対策の観点からも、タクシーでの移動は今後も積極的に利用されるべきだと思います。
今、キャンペーン中で割安となるクーポンも配布されていますので、この機会に是非会員登録されてみてはいかがでしょうか。