こんにちは、TRAVELERS SHOWです。
海外を旅行する上で、パスポートは必ず使用しますが、ビザについてはあまり理解をされていない方もいらっしゃるかと思います。
行きたい国が、実はビザが必要な国で、出国までに間に合わない !というケースもありますので、ビザは海外旅行をする上で、注意が必要な項目の1つになります。
今回、ロシアへの入国が、電子ビザでも可能になったというニュースがありましたので、ビザについての説明と合わせて、ご紹介していければと思います。
是非、参考にしていただければと思います。
そもそもビザって何?
まず、そもそもビザって何?という話からになります。
有名なクレジットカード会社も、同様に”ビザ”という社名ですが、これは関係がありません。ちなみにクレジットカード会社のビザは、Value International Service Association の頭文字だそうです。
話がそれましたが、ビザとは、海外へ渡航をする際に、その国への入国を許可するための事前査証のことを指します。この査証は、各国大使館や領事館において発給されます。
一口にビザといっても、渡航する目的によって、色々な種類や条件のものがあります。一般によく利用されるビザの種類については、以下のようなものが挙げられます。
観光ビザ
観光を目的とする渡航の際に取得が必要となるビザを観光ビザと呼びます。
しかし、海外旅行をした際に、ビザの取得をしていない方も多くいらっしゃるかと思います。
それは、日本国籍のパスポートを保持している場合は、189ヵ国の入国に免除プログラムが適用されているので、条件によって、ビザの取得を必要としないケースがあるためです。日本のパスポートはとても優秀なのです。
ただ、すべての国で有効というわけではありませんので、各国の大使館や領事館で、ビザ取得が必要かどうかを確認し、ビザが必要な場合は、事前の申請手続きを行ってから出国しましょう。
就労ビザ
日本国籍のパスポート保持者が、海外での就労を目的として渡航する際に、取得が必要となるビザを就労ビザと呼びます。
こちらについても、各国でビザの取得条件や取得方法は異なりますので、各国の大使館や領事館で事前に確認をしましょう。
学生ビザ
日本国籍のパスポート保持者が、海外での就学を目的として渡航する際に、取得が必要となるビザを学生ビザと呼びます。
短期間の留学の場合は、観光ビザ同様に学生ビザ取得の免除が適用される場合がありますので、こちらも各国の大使館や領事館で事前に確認をしましょう。
現状、ロシアへ渡航するために必要なこと
この記事を書いている現在、新型コロナウイルスの感染により海外への観光というのは難しい状況ではあるが、現状のロシアへ観光に行く際の条件を確認しておきます。
ロシアへ観光に行く際は、基本的に観光ビザの取得が必要であり、取得する際には旅行確認書とバウチャーが必要となります。
ロシアに入国する場合、パスポートの有効残存期間はロシア出国期限より6ヵ月以上必要で、ビザの申請の際には、少なくとも見開きで2ページ以上の余白があることが条件となります。
ただし、2017年よりウラジオストクのあるロシア極東沿海地方に限り、滞在時間が8日間以内であればネットで申請できる電子簡易ビザ(e-VISA)での渡航が可能となります。
電子ビザを取得する際にも、必要書類や使用期限などの条件がありますので、必ず最新の情報を確認してください。
今回のニュースは、この電子ビザが2021年よりロシア全土に導入されるというニュースになります。
2021年以降、ロシアのどの都市からでも入国が可能に
このように、今までは一部の地域に限り滞在が許可されていた電子ビザですが、今後はこの電子ビザで全国を周遊できるようになるということです。
また、滞在期間も8日から16日に拡大されます。この電子ビザの対象国には日本も含まれております。
今までの煩わしかった手続きなどが、より簡素となるため、各国からの観光客が今後増えそうですね。日本からの観光客も増えるのではないでしょうか?
日露の友好関係が深まればビザなしになるかも?
いかがでしたでしょうか。
ロシアはお隣の国ではありますが、過去の歴史問題などを含めて、様々な問題を抱えております。なので近い国ではありますが、いまだにビザを必要とする国となっております。
今回の電子ビザによって、両国の距離がより縮まれば良いなと感じております。
コロナの問題が解決し、海外旅行が気軽に行けるようになった際には、電子ビザで入国してみたいものですね。
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